フランスの伝統菓子「カヌレ」について

味がおいしいだけでなく見た目もかわいらしいカヌレは、ギフトとしてもおすすめです。
結婚式の引き出物や友人・知人宅へ訪問する際の手土産として選ばれる方も多いカヌレ。なぜイタリアンなのにフランス菓子の【カヌレ】なのか?

答えは、オーナーシェフの仲本章宏が大好きだからです。

【カヌレとは】

カヌレというのは、外はカリカリした食感で、中はしっとりとした弾力のある生地が特徴のフランス伝統焼き菓子です。
正式な名称はカヌレ・ド・ボルドー(Cannele de Bordeaux)で、卵の黄身、バター、牛乳、薄力粉、砂糖などといったお菓子の基本材料にラム酒等で香りを加えて焼き上げたものを言います。

専用の型に蜜蝋を塗り、カリカリとした食感を出すのです。
そもそもカヌレとは、『溝のついた』という意味で、焼き型に縦の溝が入っていることからその名がつけられたとされています。

【カヌレの誕生】

みなさんは、ボルドーをご存知ですか。
カヌレの誕生には、ボルドーの名産品として知られるワインが深く関わっています。
ワインを製造する工程の中には、不純物や澱を取り除くコラージュというものがあります。
コラージュには大量の卵白が用いられるのですが、卵黄は使用しないため、卵黄を使用したお菓子を作れないかということで考えられたのが、カヌレなのです。

そんなカヌレの歴史はとても古く、一説では16世紀にボルドー地方の女子修道院で作られていたとも言われています。
フランス革命が起こると修道女達が追われてしまい、カヌレに関する資料も焼失してしまいました。
そのため、一時は存在しない時期もあったそうです。カヌレの正式な歴史は今でも謎のままです。
現在、ボルドーを含むアキテーヌ地方にはカヌレの製造業者が約700社もあるそうです。

京都府木津川市のリストランテナカモトは、大阪や奈良、芦屋方面からも多くのお客様にご利用頂いております。
最高の料理を提供するために、メニューはおまかせコースのみとさせて頂いております。

お茶菓子にカヌレをお出しすることもできます、持ち帰り用に販売もしております。限定商品になります。確実に召し上がりたい方、ご購入を考えている方はお電話にてお伝えください。予約販売で完売している日が多くなっております。